【就活】※教育大生限定「教育大なのに、なぜ就活をしているの?」
この記事は、教育大学に通いながら、就職活動を行う学生のみなさんに向けて、
少しでも助けになればと思って書きます。
ーーーーーーーーーーーーーー
「教育大なのに、なぜ就活をしているの?」
ーーーーーーーーーーーーーー
これから就職活動を行う、すべての教育大生が、
少なくとも一度は聞く質問です。
教育大学は、その名の通り、先生のための大学ですから、
ほとんどの学生が教師を目指します。
ただ、私の大学で約25%の学生は、
教師以外の職についています。
(これを多いと思うか、少ないと思うかは置いておきますが)
そんな中で、就活をしていると必ず聞かれるのが、今日の表題です。
私も散々聞かれました。あるときは聞かれるのが面倒くさくて、
自分から話していました。(笑)
聞き方は違えど、約6割の面接で聞かれた記憶です。
「なぜ教育大生なのに、教師にならないの?」
「なぜ就活をするのに教育大に進学したの?」
この質問をされるのが、最初はとても不思議で納得できませんでした。
「逆になぜ教育大の学生には教師の道しかないと思うのですか?」と、
逆質問したいくらいでした。(笑)
しかし、あるときなぜかふと思ったのです。
「あれ?これもしかしてめちゃくちゃチャンスじゃね?」
なぜ私がこの質問をチャンスと思ったか。
それは、他の学生と簡単に差別化できる、からです。
こう考えられるようになってからは、この質問を願うようになっていました。(笑)
上記の2点をさらに詳しく説明しましょう。
「教育大なのに、なぜ就活しているの?」
「なぜ先生にならなかったの?」
などという質問は、「教育大の学生」にしか向けられません。
そこで的確に答えられた場合、
他の学生に圧倒的な差をつけられます。
面接官だって人間です。たくさんの就活生を相手にしていたら、
質問なんて被ってきます。その中で「教育大の学生」は、
質問がしやすいのです。誰もが感じる疑問がそこにはあるからです。
では、どんな答えがベストなのでしょうか。
結論からいうと、これ!といったベストな回答はありません。
まず、「正直に答える」ということがとても大切です。
私の場合、大学1回生のときまでは確かに先生になりたいと思っていました。
しかし、先生になるための勉強をしていくうちに、
自分にとって「先生」という世界は働く場所としては合っていないんじゃないか、
と考えるようになりました。
就活を機に、「自分が本当にしたいこと」を考えると、
それがたまたま「先生」ではなかっただけです。
上記のような内容を包み隠さず答えていました。
(本当の面接では、もちろんもっと詳しく答えています!)
意識していたことは、自己分析と絡めることです。
(自己分析でお悩みの方はこちらもご参考にしてください)
この場は、自分がどういう人間かということを、
アピールする場だと思っていたので、
どう考えていて、どう判断するかを知ってもらおうと思っていました。
極論にはなりますが、
「私はもともと教師になる気はありませんでした」という回答でも、
さほど問題はないと思っています。
ただし、そこには必ず、「戦略的に考え、判断している」ということと、
それを「論理的に説明する」ということが必要です。
ただ、「教師になる気はなかった」と答えても、
何も考えていないむちゃくちゃなヤツだという印象だけですから!(笑)
例えば、
「教師になる気はなかった」と答えると、
「じゃあなぜその大学にしたの?」という疑問や、
「教師になる気がないのに、大学で何を勉強していたの?」という疑問が
湧いてきそうですよね?
それに対して、
「『教師』になる気がなかっただけで、『人を育てる』という学問には興味があったからです。」と答えたとすると、
相手は「お?しっかりと考えを持って判断できる人だな?」と印象付けられます。
あとは自己分析から『人を育てる』ということに興味を持った背景を答えるだけです。
これだけでも自身の考えに根拠を持って説明できるという印象がとても強まります。
少なくとも、自分で判断して教育大を選んだんですよね?
なんだかんだ今まで通ってこれたのですよね?
そうであれば、大丈夫です。
必ず戦略的に考えています。
考えていない、ということはありません。
あまりに無意識で見つけられていないだけです。
大事なことは回答の結果ではありません。
どれだけ戦略的に考え、論理的に説明できるかです。
まとめ
・教育大でありながら、就活をしているというのはすでに差別化されている
・「なぜ先生に~」「教育大なのに~」という質問は、大チャンス
・まずは正直に答える
・回答の結果でなく、「戦略的な考え」を「論理的に」説明し、
どれだけ自分をアピールできるか
以上です。
教育大の就活については、また詳しく書いていこうと思います。
(需要があるかわかりませんが…笑)
今日はこれで以上です。
いろめ