【就活】ES(エントリーシート)書き方で大事なポイント

今日は、就活では避けては通れないES(エントリーシート)についてお伝えします。

 

この記事は、

 ・ESがうまく書けない

 ・ESを書くのがめんどくさい

 ・そもそも何を書いていいのかわからない

といった人に向けて書いています。

 

就活が本格スタートすることを目の前に、

「ESって何?」「ESってどうやって書いたらいいの?」

「なかなかESが通らない…」と焦る気持ちが高まりますよね。

わかります。私も最初はそうでした。

 

でも、このあとに紹介するポイントを意識するだけで、

見る見るうちにESの通過率が上がりました。

(ポイントを意識してからは100%で通過しています!)

 

記事の構成としては、大きく分けて、

 ・そもそもESは採用においてどんな役割を果たすのか

 ・ESを書く上でのポイント

 ・まとめ

という構成でお伝えします。

 

ESってなに?

 

ここでは「ESってなに?」という素朴な疑問から、

ESが採用においてどんな役割を果たすのかをお伝えしていきます。

(そんなのわかってる!早くコツだけが知りたい!という方は、飛ばしてもらって全然OKですが、大前提から詳しく知っておくことで後のポイントも伝わりやすいかと思いますので、ぜひ読んでいただくことをおすすめします!)

 

ESとはつまり、あなたの名刺、です。

 

自分がその会社の採用担当になったと仮定してみてください。

いい学生を採用したい!と思っていたら、

まずはたくさんの応募が必要ですよね。そして実際にたくさんの応募が来ます。

 

そしてその中から一番会社に合う人を選んでいきます。

 

重要な会社の次の一員を選ぶなら、直接会って、

じっくり話を聞いてみたいですよね?

 

でも、何千人と応募が来たらどうしますか?

全員と会って話すことは可能でしょうか。

1,000人応募があったら、一人5分だとしても5,000分。

約80時間以上の時間をかけなくてはなりません。実際は5分じゃ話せることはとても限られてしまうので、もっと多くの時間が必要になります。

 

で、あれば効率よく会う人を選ばなくてはなりません。

 

そのために、企業はESを活用するのです。

つまり、ESはあなたがどんな人かを示す、名刺なのです。

これがESの役割①です。

 

「ES」という局面だけを切り取ったとき、

採用側とあなたが願っていることは何でしょうか。

 

 採用側=限られた時間で次に会う人を選びたい

 学生側=他の学生と比較し、採用側に「会ってみたい」と思わせたい

 

1つ前の段階でお伝えしましたが、

採用側がESを見ているときに思っていることは一つです。

 

「次に会う人を誰にするか」ということです。

 

例えば1000人は面接できないけど、100人の面接はできる場合、

10人のうち、最も会いたい一人になればいいのです。

 

それをESで表現するだけです。

 

ESはどうやって書けばいいのでしょうか。

 

まず1つ、ESを書く前に心得ておいてほしくて、

かつ一番残酷なことをお伝えします。

 

「誰も、あなたのことには興味がない」

 

残念ですが、一番重要な大前提です。

 

安心してください。私はみなさんを落ち込ませるために書いているわけではありません。(笑)

この前提に則るだけで、方向性が決められてきて、書きやすくなるんだということを、

今から説明していきますね。

 

採用担当は顔も名前も知らないあなたのことは興味がありません。

そんな中、何百人何千人のESに目を通さなければならないのです。

そもそも、ESを全部隅から隅まで採用担当が読んでくれると思ってはいけません。

 

明らかに雑に書かれている、答えが明確でない、何を言っているかわからない。

それだけで、もうそれ以上そのESを読む必要がない理由は揃うのです。

 

では、どうすればいいか。

その中で次に会ってみたいと思わせるためには、どうすればいいか。

 

それは、読む人に「お!いいね!」「ん?どういうこと?」を感じてもらうことです。

 

具体的に、それぞれのポイントについて説明していきます。

 

まず「お!いいね」と思わせるためには、

質問文に対して、的確に可能な限り短く答えることです。

 

例えば、「あなたが大学時代に力を入れたことはなんですか?」という質問があったとします。

 

(回答A)

 私は、大学1回生からオープニングスタッフとして始め、4年間続けた喫茶店でのアルバイトに力を入れました。

 

(回答B)

 喫茶店のアルバイトです。

 

どちらの回答が相手に伝わるでしょうか。

後者ですよね。シンプルです。情報は喫茶店でのアルバイトという情報だけです。

でもそれでいいんです。質問はそれだけだからです。

 

これこそが一番シンプルかつ効果的な回答です。

 

では、どんなところで「ん?どういうこと?」と思わせたらいいのでしょうか。

先ほどの例を続けますね。

 

(回答A)

 私は、大学1回生からオープニングスタッフとして始め、4年間続けた喫茶店でのアルバイトに力を入れました。その店で一番の接客を目指して頑張っていました。

 

(回答B)

 喫茶店のアルバイトです。私の「工夫」と「実践」が最大限詰め込まれた4年でした。

 

どちらが「ん?どういうこと?」となりましたか?

もしかするとどちらも「ん?どういうこと?」となったかもしれません。

であれば質問を変えます。どちらの話を次に聞きたいですか?

断然後者ですよね。

 

ただ、別にBが特別なことを言っているわけではありません。

簡単に言えば両者は同じことを言っています。

ではなぜBの回答の方が次を聞きたくなるか。

 

それは、Bの方が次の展開が読めないからです。逆にAの方は、次の話が何パターンかに絞れてきます。こんなパターンは採用側にとってはもう当たり前のパターンなので、聞き飽きているのです。

 

つまり、次会いたいと思わせるためには、「シンプルで的確に答えることができる」ということと、「ちょっと気になるな…」と感じさせることが大切だということです。

 

以上を意識して、書くだけでかなりまとまったものになっているはずです。

 

そして、書いたものは必ず第三者に見てもらいましょう。

恥ずかしいですよね…?こればっかりは我慢です。(笑)

 

一瞬の恥を忍んで、素敵な一生の一歩になるESの精度を上げる方法を、

優先してください。

 

それでは頑張っていきましょう。

 

いろめ