【問題解決】問題解決の手法⑤課題の設定
みなさんこんにちは!
この記事は「問題解決」「課題解決」に悩む社会人1年目~3年目くらいまでの若手社員を対象にしています。
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・何かを改善したいが、何から始めていいかわからない
・問題点はなんとなく思いつくが、いまいちまとまらない
・そもそも何をしたらいいかわからない
というような悩みを持つ方へ、少しでも参考になれば幸いです。
実際、私も今社会人6年目なのですが、社会人4年目くらいまでは同じ悩みを持っていました。
ここまで目標、問題、原因を丁寧に分けてきたあなた、よく頑張りました!
問題解決の大半が終了したといっても過言ではありません!
いよいよ、アクションプランにつなげるための課題設定です。
正しく課題設定をしよう!
注意するポイントは1つ。問題の「裏返し」にならないように注意することです。
これまで挙げているダイエットで例えると、以下の通りまとめられます。
目標:7/31の夜に体重が70㎏の状態になっていること
現状:4/30時点で体重が100㎏である
問題:現時点で目標に対して体重が30㎏も重いこと
原因:
【カロリー摂取系】
・食間が長すぎるときに暴飲暴食をしがち
・気になる新商品をすぐに買い、いつでも手の届くところに置いている
【カロリー消費系】
・座り仕事が中心のため、平日の運動量が少ない
・仕事で疲れているからエスカレーターを使い勝ち
「裏返し」とは以下のような課題設定のことを言います。
問題:目標に対して体重が30㎏も重いこと
課題:体重を30㎏減らす
…これでは何をすればいいか見えてきませんよね。これを「裏返し」と言います。
ここまでの努力がすべて水の泡です。
ここで、非常に重要なポイントをお伝えします。
課題は要素に分けよ!
今回問題の原因を分析すると、大きく分けると2つの原因に分けられることがわかりました。このそれぞれに課題を設定していきます。
【カロリー摂取系】の原因と、【カロリー消費系】の課題です。
つまりこの時点での課題としては
「カロリー摂取量を設定する」
「カロリー消費量を設定する」というのが正しいステップです。
ただ、このままだとまだアクションにはつなげにくいですよね。
さらに要素に分解していきましょう。
【カロリー摂取系】を例に挙げていきたいと思います。
詳細は以下の通りでした。
【カロリー摂取系】
・食間が長すぎるときに暴飲暴食をしがち
・気になる新商品をすぐに買い、いつでも手の届くところに置いている
「食間が長すぎるときに暴飲暴食をしがち」という部分を、要素に分解してみましょう。
・食間が長すぎる
・暴飲暴食をしがち
という2つの要素に分けられたかと思います。
ですので、この時点での課題としては
「食間の時間を設定する」
「食べる量を設定する」というのが正しいステップです。
次に「気になる新商品をすぐに買い、いつでも手の届くところに置いている」という部分を、要素に分解してみましょう。
・気になる新商品をすぐに買ってしまう
・食べものをいつでも手の届くところに置いている
という2つの要素に分けられたかと思います。
ですので、この時点での課題としては、
「新商品に出会ったときの対処方法を決める」
「食べ物の定位置を設定する」というのが正しいステップです。
要素に分解することで、どんなアクションにすればいいかのイメージがつかみやすくなったのを実感できたかと思います。
ここまで課題が設定できたら、あとは何をするか=アクションプランを設定する、だけです。あと一息のところまで来ました!
まとめ
・課題設定は問題の裏返しにならないようにする
・課題は要素に分ける
参考書籍
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