【問題解決】問題解決の手法⑥アクションプランの設定
みなさんこんにちは!
この記事は「問題解決」「課題解決」に悩む社会人1年目~3年目くらいまでの若手社員を対象にしています。
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・何かを改善したいが、何から始めていいかわからない
・問題点はなんとなく思いつくが、いまいちまとまらない
・そもそも何をしたらいいかわからない
というような悩みを持つ方へ、少しでも参考になれば幸いです。
実際、私も今社会人6年目なのですが、社会人4年目くらいまでは同じ悩みを持っていました。
ここまで目標、問題、課題を順に設定してきました。
ここからは実際に行動するためのアクションプランの設定です。
つまり、課題をクリアにするような具体的なアクションをどうやって設定していくか、ということです。
アクションプランの設定により、具体的なアクションをとる精度と量が向上します。そうすると自ずと問題の解決につながりやすくなります。
ポイントは1つです。それは「5W2Hを意識する」ということです。
5W2Hとは…
Who:誰が
When:いつ
What:何を
How:どうやって
Where:どこで
How many:どのくらい
Why:なぜ
この要素が自分の立てたアクションプランに入っているかを確認することが重要です。
これまで通り、ダイエットで考えてみましょう。
目標:7/31の夜に体重が70㎏の状態になっていること
現状:4/30時点で体重が100㎏である
問題:現時点で目標に対して体重が30㎏も重いこと
原因:
【カロリー摂取系】
・食間が長すぎるときに暴飲暴食をしがち
・気になる新商品をすぐに買い、いつでも手の届くところに置いている
【カロリー消費系】
・座り仕事が中心のため、平日の運動量が少ない
・仕事で疲れているからエスカレーターを使い勝ち
課題:
(あ)新商品に出会ったときの対処法を決める
(い)食べ物の定位置を設定する
(う)平日の運動量を上げる
今回は(う)のアクションプランを考えてみましょう。
まずは5W2Hに沿っていないとどういうことが起きるでしょうか。
例えばこういうアクションプランだったとします。
「できるだけ運動する」
う~ん…さすがにみなさんも曖昧だな~と感覚的に感じていただけたと思います。
これだと「できるだけ」の定義が曖昧なので、疲れてるときなどは「できないとき」に分類されてしまうかもしれません。そうなるとアクションの実施はまばらになり、問題解決には近づくことができません。
そして「運動する」という行動が何を指すかも明確ではありません。
「ジョギングをする」のでしょうか。「ウォーキング」をするのでしょうか。
では、これはどうでしょうか。
「平日に階段を利用する」
「平日」と限定されたことにより、いつやるかが明確になりましたね。
「運動する」を「階段を利用する」に置き換えたことにより、さらに明確になりました。
でも、まだまだです。階段を利用する際は「昇り」か「降り」の選択肢があります。それはどちらもでしょうか。そして、階段を利用するときは「平日」のいつでもでしょうか。1階から3階は階段で移動しやすそうですが、1階から10階への移動はどうでしょう。階段を利用しますか?
このようにあらかじめアクションするときを想定して事前に盛り込んでいくことで、よりアクションプランの設定が具体化します。
そこで、アクションプランはこう設定しました。
「平日に階を移動するとき、昇り降りに関わらず階段があれば100%利用する。ただし差が5階以内に限る」
かなり具体的になりましたね!
5W2Hの要素に分解してみると、より理解できると思います。
【Who:誰が】
これはもちろん「自分自身」ですよね。
【When:いつ】
今回は「平日に階を移動するとき」と限定しました。
【What:何を】
「運動量」を増やします
【How:どうやって】
「運動量」を上げるために、「階段を昇る」ことにしました。
【How many】
階段があれば「100%」階段を使用することにしました。
ただし、差が6階以上あると時間がかかり、階段利用後の行動に支障をきたすかもしれませんので、5階以内にしました。
【Why:なぜ】
カロリー消費量を上げるためですよね。
これ5W2Hの要素を網羅できました。あとはこの各項目に対して、
自分が行動するだけです。
まとめ
・アクションプランの設定には5W2Hの要素があるか確認すること
いよいよ実行に移すときがきました!楽しみですね!
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いろめ