【読書録】『メモの魔力』を読んで実際に自己分析してみた(1~100問編)
みなさん、こんにちは。
いろめです。
この記事では、前田 裕二著「メモの魔力」に出てくる、
自己分析を実施してレポートを上げていくという記事です。
この記事は、
・「メモの魔力」を今から買おうかと思っている人
・「メモの魔力」を読んで、巻末の自己分析を実行しようとしている人
・自己分析をしようとしている社会人・学生
以上の人に向けて書いていきます。
「メモの魔力」について
出版社:株式会社 幻冬舎
ジャンル:ビジネス
この本は、2019年のベストセラービジネス書としても話題な本です。
書店などで一度は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
結論:この本は持っておくべき
こういう大ヒットビジネス書って、何か怪しいと思う性格でして、正直この本が出版されたときもあまり興味はありませんでした。
(だめですね、こういうイメージで決めつけちゃうところ)
単なるメモの取り方のHow To本だと思っていたんですよ。
それならいらない。メモは人によって自分の見返しやすいとり方があるし、
そもそもメモによって仕事に効果がでる場面は少ないだろうとも思っていました。
結果、こんな風に思っている私が、記事にまでして残したいと思うくらいの
良書でした。2019年書店で素通りした自分をぶん殴り案件です。
この自粛期間に手あたり次第本を読んでいるのですが、やはり大ヒットビジネス書ですから、いたるところで目にするわけですよ。どのランキングでも上位に食い込んできますからね。
わかった、そこまで言うなら読むわ。と折れて(なんで上から)、購入しました。
本の内容をここで詳しく言うのは何かフェアじゃないと思うので、簡単に。
・単なるメモのHow To本ではない
・仕事、ひいては人生を考える上で大切な考え方が詰め込まれている
・巻末の付録も超魅力的
もちろん、前田さんの普段とっているメモも、本文内で写真で紹介されていますし、
How Toに言及している部分もあります。
ただ、ここで私が非常に共感したのは、「具体⇒抽象⇒転用」のサイクルでした。
ここからは私の意見と解釈ですが、
仕事をしていくうえで、「思考」とはすべてのベースになることです。
この「思考」を深めていくために必要なのが「物事の本質を見抜くこと」にあると考えています。
「本質を見抜く」とは「抽象化する」とほぼ同義です。
仕事のアイデアはこの抽象化されたアイデアや発想を具体的に転用することの繰り返しとも言えます。(ここらへんはまた深く考察したいと思います)
そのプロセスにこの「メモ」が非常に役立つ、ということなのです。
ただ、これの考え方はあくまでも前段だとのこと。
最終的は人生の目的を達成するために「自分がしたいことは何か」を追い求めることの重要性にも言及しています。
そしてこれにも「メモ」の力が大いに役立つということです。
「具体⇒抽象⇒転用」のプロセスを、自分を知るために活用するということです。
前田さんは就活生のときに、実にノート30冊分にも及ぶ自己分析を行ったそうです。
その経験から、巻末に「自己分析1000問」という付録をつけてくださっています。
質問の内容をここに表現するのは、販促ではあっても反則だと思いますので、
実際に私が実施して、どんな感じかをお伝えしたいと思います。
長い前置きもここで終わりです。(ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます)
自己分析1000問(1~100問編)
1000問って聞いて、みなさんはどう思います?
私は正直、「めんどくさ!」「なが!」と思いました。
でも考えてください。この1000問で自分のことをより理解して過ごす人生と、そうではない人生。より満足度を高めるなら、前者ですよね。
ということで「めんどくさ!」「なが!」と思う人のために、
「実際やったらこんな感じだよ!」というのを伝えるために、
また自分の記録のためにもここに残していきたいと思います。
1~100問編
テーマ:夢について
所要時間:約7時間(1~2時間×4日)
まずこの1~100問編では、自分の夢(理想)について徹底的に深堀していきます。
過去/現在/未来の観点から、自分の人生の各年代で、
夢や理想はどのようなものだったかということについて答えていきます。
もちろん、これにも具体⇒抽象⇒転用のサイクルで考えていきます。
正直、未来のことであればあるほど、
どうしていきたいのかがわからなくなります。イメージが付きにくいからです。
例えば私は今20代なのですが、50代のときにどうなっていたいかなんて、
考えたことがありませんでした。
それを1つ1つ丁寧に考えていくのです。
筆がとまる人もきっといると思います。
でもいいチャンスだと思って一度ゆっくり考えてみてください。
別にここで書いたとおりにする必要もないのです。
今思うことを純粋に表現して、あとから違うなと思えば、書き直せばいいだけです。
大切なことは「やってみる」ことです。
きっと100問を答えた後のあなたは、答える前のあなたと比較して、
より自分のことについて詳しくそして前向きになれているはずです。
それでは、101~200問編へ私は移りたいと思います。
いろめ