【問題解決】問題解決の手法①目標(あるべき姿)の設定

みなさんこんにちは!

 

この記事は「問題解決」「課題解決」に悩む社会人1年目~3年目くらいまでの若手社員を対象にしています。

(参考書籍はこちらです。お時間ない方は早速参考書籍を手に取ってください!)

 

・何かを改善したいが、何から始めていいかわからない

・問題点はなんとなく思いつくが、いまいちまとまらない

・そもそも何をしたらいいかわからない

 

というような悩みを持つ方へ、少しでも参考になれば幸いです。

実際、私も今社会人6年目なのですが、社会人4年目くらいまでは同じ悩みを持っていました。

 

今日は問題解決の第一歩となる、目標(あるべき姿)の設定についてです。

目標を正しく設定することが、そのまま問題解決の精度につながってくるといっても過言ではありません。そのくらい大切なのです。

つまりはゴールを設定するということです。

たとえば長距離走を走るにしても、ゴールがわかっている場合はなんとか頑張れても、どのくらい走ったらいいかわからない、どの方向に走ればいいかわからなければ、走り出すことさえできないでしょう。

そういった意味で、目標を正しく設定することは、問題解決というマラソンを走り抜ける上で非常に重要なポイントなのです。

目標設定に気を付けるべき2つのポイント

目標を設定するうえで、重要なポイントが2つあります。

①期限

②状態

つまり「正しく目標を設定する」とは、

①いつまでに

②どのような状態になっていれば成功かを明確にできている、ということなのです。

「明確にする」とは「誰が見ても正しく理解できる状態」のことです。

つまりはすべてを数値を交え表現することなのです。

ダイエットで例えていきましょう。

①期限

ここでは先にあえて期限を決めない場合を想定してみます。

「夏までに痩せたいな~」と思っていると想像してください。一度はみなさんもそんな気持ちになったことがあるかと思います。どうですか?このとき来る「夏」に痩せることができていましたか?

気がついたら友達に海に誘われ、あれよあれよという間に当日を迎え、少しおなかをへこまし気味で一日を過ごしたことはありませんか?

期限を決めないということで、今の行動を変えることができず、結局決意した日からそれほど変わらず、当日を迎えることになります。

逆に期限をしっかり決めたとします。

「7/31までには痩せる!」

この目標を決めた以上、いつまでに痩せればいいかは明確になりました。これで今すべき行動の方向が見えます。

つまり、期限には今の行動を変える力がある、ということです。

②状態

「痩せる」という状態一つをとっても、たくさんの状態があります。

1㎏減ったことを「痩せた」とみなすのか、10㎏減って初めて「痩せた」とみなすのか。

もっと言えば、同じ体重でもあのジーンズが履ければ成功なのか。

このように「痩せる」という状態にはたくさんの場合があります。

これを明確にすることが重要です。

明確にすることで、アクションの方向が定まります。

 

この①期限②状態を明確にするためのポイントは、

誰が見てもわかる状態にする、ということです。

つまりは数値で表せるようにすることです。

実際にダイエットで目標を立ててみましょう。

よくない目標設定

夏までに痩せる

⇒「夏」がいつなのかがわかりませんし、「痩せる」の定義が曖昧です。

悪くないけどよくもない目標設定

7月末までにモデルみたいに痩せる

⇒期限がついたことでさっきよりはわかりやすくなりました。

ただ、7月末は具体的にはいつを指しますか?

「モデルみたいに」とはだれをイメージしていますか?

よい目標設定

7/31の夜の計測までに、今より10㎏痩せる

⇒「7/31の夜の計測」は誰でもわかるくらい明確ですね。

なおかつ「10㎏」というのは全員共通の単位ですので、数値で表せています。

 

ここまでできて初めて「正しく目標を設定」できている状態になります。

 

ただ稀に、数字で表すのがどうしても困難な場合があります。

そのときは誰もがイメージできる共通の状態を共有することが重要です。

(例)7/31までに、2019年に購入したジーンズが無理なく履けるようになる

まとめ

・正しく目標を設定するとは、①期限②状態を明確にすること

・明確にするとは誰もが理解できる状態、つまりは数値を用いて表すこと

参考書籍

ちなみに、私のこの考えは下記の書籍を参考にしております!

よかったら、手に取ってみてください!

 

いろめ

 

 

 

【問題解決】問題解決の手法(全体)

みなさんこんにちは!

 

この記事は「問題解決」「課題解決」に悩む社会人1年目~3年目くらいまでの若手社員を対象にしています。

(参考書籍はこちらです。お時間ない方は早速参考書籍を手に取ってください!)

 

・何かを改善したいが、何から始めていいかわからない

・問題点はなんとなく思いつくが、いまいちまとまらない

・そもそも何をしたらいいかわからない

 

というような悩みを持つ方へ、少しでも参考になれば幸いです。

実際、私も今社会人6年目なのですが、社会人4年目くらいまでは同じ悩みを持っていました。

 

今日は問題解決の実際のやり方について全体の解説をしたいと思います。

この手順が頭にあるかないかでは、問題解決のスピードとそのクオリティが桁違いです。

早速手順の大枠から解説していきたいと思います。

問題解決の大枠

(1)目標(あるべき姿)の設定

(2)現状の把握

(3)問題の設定

(4)原因分析

(5)課題の設定

(6)アクションプランの設定

(7)アクションの実行

(8)評価

 

以上の8つです。※別記事でそれぞれの詳しい解説をしています。

 

改めて見ると、当たり前に感じる方もいるかもしれません。

ただ、これに当てはめて的確に実行していくことで、

最終的なスピードとクオリティを今よりぐっと引き上げられます。

参考書籍

ちなみに、私のこの考えは下記の書籍を参考にしております!

よかったら、手に取ってみてください!

 

いろめ

 

【問題解決】「問題」と「課題」の違いって?

みなさんこんにちは!

 

この記事は「問題解決」「課題解決」に悩む社会人1年目~3年目くらいまでの若手社員を対象にしています。

(参考書籍はこちらです。お時間ない方は早速参考書籍を手に取ってください!)

 

・何かを改善したいが、何から始めていいかわからない

・問題点はなんとなく思いつくが、いまいちまとまらない

・そもそも何をしたらいいかわからない

 

というような悩みを持つ方へ、少しでも参考になれば幸いです。

実際、私も今社会人6年目なのですが、社会人4年目くらいまでは同じ悩みを持っていました。

 

今日はそもそも「問題」と「課題」ってどう違うの?という観点から解説していきます。

 ・問題点を挙げろ。

 ・課題は何だ?

などと上司から言われたことはあると思います。

どちらも似たような言葉で、混乱したことはないでしょうか。

 

「問題」「課題」を正しく設定することが「問題解決」の成功の鍵です。この記事を読んで、少しでも整理していただけたら幸いです。

「問題とは」

問題とは、ズバリ一言でいうと、

「目標(あるべき姿)と現状のギャップ」です。

 

例えば、ダイエットで説明すると、

 

目標:体重70㎏

現状:体重100㎏

問題:体重が目標に対して30㎏も多いこと

 

本来目指したい姿に対して、現状と比較したときにどれだけ離れているかという部分が問題にあたります。

「問題点」とは

問題点とは、ズバリ一言でいうと、

「問題を全体で捉えたときの改善が可能な一部分」です。

 

これもダイエットで例えてみましょう。

目標:体重70㎏

現状:体重100㎏

問題:体重が目標に対して30㎏も多いこと

問題点①:暴飲暴食が過ぎる

問題点②:運動不足である

 

問題の中で改善できるポイントの部分が問題点です。

「課題とは」

課題とは、ズバリ一言でいうと、

「問題を解決するためにすべきこと」です。

 

このままダイエットで例えていきましょう。

目標:体重70㎏

現状:体重100㎏

問題:体重が目標に対して30㎏も多いこと

問題点①:暴飲暴食が過ぎる

問題点②:運動不足である

課題①:食生活改善

課題②:運動量の増加

 

問題点をさらに良くするために(=問題を解決するために)、

すべきことが課題です。

まとめ

問題:目標(あるべき姿)と現状のギャップ

問題点:問題を全体と捉えたときの改善が可能な一部分

課題:問題を解決するためにすべきこと

 

これを正しく分類できたら問題のほとんどが解決したも同然です!簡単な例からぜひ試してみてください!

参考書籍

ちなみに、私のこの考えは下記の書籍を参考にしております!

よかったら、手に取ってみてください!

 

いろめ

【問題解決】そもそもなぜ「問題解決」しなくてはならないのか

みなさんこんにちは!

 

この記事は「問題解決」「課題解決」に悩む社会人1年目~3年目くらいまでの若手社員を対象にしています。

(参考書籍はこちらです。お時間ない方は早速参考書籍を手に取ってください!)

 

・何かを改善したいが、何から始めていいかわからない

・問題点はなんとなく思いつくが、いまいちまとまらない

・そもそも何をしたらいいかわからない

 

というような悩みを持つ方へ、少しでも参考になれば幸いです。

実際、私も今社会人6年目なのですが、社会人4年目くらいまでは同じ悩みを持っていました。

そもそもなぜ問題を解決するのか

ここではあえて大前提である、問題解決をする理由について解説していきたいと思います。

問題解決をする必要がある理由は、ズバリ「企業は利益を生み出し続ける必要があるから」です。

詳しく見ていきましょう。

 

企業活動の目的とは

多くのみなさんが所属する企業において、企業活動の目的は、

(1)社会に貢献すること

(2)社員を幸せにすること

この2つに集約されます。

私たちの生きる社会において、多くの人がプラスになることを提供することが貢献することです。

また、社員を幸せにするためには給料はもちろんのこと、福利厚生や設備などを整えていくことが必要です。

(社員の幸福度については別で詳しく解説します)

この(1)と(2)に共通していることは、平たく言うとお金が必要だ、ということです。企業にとってのお金は「利益」です。

つまり、企業はできるだけ多くのお金を稼がなくてはなりません。これが利益を生み出し続けるということです。

 

利益とは

ここでいう利益は、ざっくりと以下の式で表します。

 

利益=売上高-コスト

 

つまり、利益を生み出し続けるために、以下の2つが必要です。

・売上高を上げていくこと

・コストを下げていくこと

「売上高を上げる」「コストを下げる」ためには現状を改善しなくてはなりません。

それは、発生している何らかの問題を解決する必要がある、ということです。

まとめ

企業は利益を生み出し続ける必要がある

⇒なぜなら社会に貢献し、社員を幸せにしなくてはならないから

⇒社会に貢献し、社員を幸せにするには利益を上げ続けることが必要

⇒利益は売上高を上げることとコストを下げることによって増える

⇒売上高を上げることもコストを下げることもよりよい改善が必要

⇒改善することこそ、問題解決である

 

結論:問題解決は企業にとって必要不可欠なもの

 

当たり前やん!と思ったでしょうか。

きっとみなさんも無意識のうちにこれを理解していると思います。ただ、問題解決に行き詰ったとき、ここまで立ち返ると途端に視野が広がることがあるのです。だから大前提としてあえて説明をしました!

 

問題解決の大事な指針となるこのことを頭の片隅に置きながら、他の記事も見てみてください。

参考書籍

ちなみに、私のこの考えは下記の書籍を参考にしております!

よかったら、手に取ってみてください!

 

【教育大生必見】元教育大生が思う「就活のときに読みたかった本」3選

こんにちは。

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

 

この記事では、元教育大生の私が思う「就活のときに読みたかった本」3選を紹介します。

以下のような人におすすめです。

 

・教育大に進学しながら、就活を選ぶことに不安を感じる人

・教員になることを考えているが、就活のことも知りたい人

・教育大に入ったはいいものの、何がしたいかわからなくなった人

 

まさしく、私は教育大に進学しながら、今は一般企業で働いています。

就活の際にはそのギャップに苦戦しながらも、なんとか自分が満足する形で就活を終えることができました。

 

社会人になった今、読んだ本の中から、

「就活生だった自分に読ませたいな~」と思う書籍を3冊お届けします。

1冊目

『苦しかったときの話をしようか

~ビジネスマンの父が我が子のために書き溜めた「働くことの本質」~』

森岡 毅氏著(元:USJ CMO / 現:株式会社刀 CEO)

私がこの本から印象に残ったポイントは以下の3つ。

・「自分が何をしたいか」の見つけ方を論理的に見つける方法が、わかりやすく書いてある

・「働く」ということの本質がわかる

・自分に合う文脈で正しい努力をすることの大切さが理解できる

 

一見、自叙伝のようなタイトルのこの本ですが、読んでみると森岡さんのキャリアの苦悩をベースにした「自分が何をしたいか」の見つけ方や「働くことの本質」が伺える名著です。

 

この本を就活生だった自分が読んでいたら、

・もっと自分の強みを分析できて、強みを活かせる企業や業界を選べたかもしれない

・「働くことの本質」を理解できて、面接やESで根拠を持ったアピールができたかもしれない

と思います。3冊は読めない!という人に絶対にこれだけは読んでほしい1冊です。

2冊目

『LIFE SHIFT~100年時代の人生戦略~』

リンダ・グラットン / アンドリュー・スコット

 

これはこれからの人生を考えるベースとして役立ちました。

なんとなく、我々の一般常識として、

・22歳で大学を卒業して、65歳くらいまで約40年間働く

・入社した会社で勤め上げ、定年を迎えた後はそれまでの稼ぎと年金で余生を過ごす

・何事もなければ、平均寿命まで天寿を全うし、人生を終える

そんな考えが少なからずあると思います。

 

ただ、医療の進歩を始めとする様々な要素によって、これからの人生は生まれてから、息絶えるまで「約100年間」生きることが予想されています。

想定より約20年長く生きるイメージでしょうか。

 

もちろん、産業構造も変わり、たくさんの変革が目まぐるしく起こる現代において、

今予想できるものは大きく変わっていきます。

 

そんなことを気づかせてくれる本です。

 

この本を就活生だった自分が読んでいたら、

・そもそもの人生設計において、未来の予測確度が上がったかもしれない

・「働く」「生きる」ことに対して、本質的な考えが持てたかもしれない

・「企業を選ぶ」就活ではなく、「職」を選ぶ就活ができたかもしれない

と思います。

 

実は、この本なかなか腰を入れて読まなければ苦戦します…笑

ですので、こちらのマンガ版もおすすめです。

就活で本を読む時間をとれないあなたは、こちらで本質だけでもつかんでいただければOKです!

 

3冊目

『メモの魔力~The Magic of Memos~』

前田 裕二著(SHOWROOM株式会社 CEO)

 

今、テレビでもよく見かけることが多い前田さんの2冊目です。

この本は、社会人に必須なメモの話かと思いきや、あくまでメモは手段。

物事の考え方についてのお話です。

キーワードは「抽象化」なのですが、就活~新社会人に読んでおくだけで、

経験を学びに変えることがきっとスムーズになるはずです。

 

そして何より、この本のもう一つの素晴らしさは、

「自己分析」を徹底できる、ということです。

 

就活生には切っても切り離せない「自己分析」について、

非常に細かく書かれています。それにも「メモ」が役立つという話です。

 

この本を就活生だった自分が読んでいたら、

・「学びながら成長する」という意味を理解できた

・自分に入るあらゆる情報を、アイデアに転用する考え方を身につけることができた

・自己分析を徹底することによって、就活に大いに活かせた

と思います。

ちなみに、私は前田さんに影響されて、前田さん愛用のノートを買いました。笑

これが「ノート」か…と思うほど書き心地がいいので、何かとメモが必要な就活生にもおすすめです。

[rakuten:shop-aer:10001764:detail]

 

今日のところは、以上です。

 

就活生のみなさん、頑張ってください!

 

いろめ

 

 

問題の見つけ方 ~何から始めたらいいの?~

みなさんこんにちは!

 

・何かを改善したいが、何から始めていいかわからない

・問題点はいくつか思い浮かぶが、いまいちまとまらない

・そもそも何をしたらいいかわからない

 

そんな悩みを持つ社会人1年目のみなさんに向けて、

問題解決の初歩中の初歩、問題の見つけ方についてお話したいと思います。

 

問題の見つけ方のプロセスは以下の通りです。

①あるべき姿を設定する

②現状を分析する

③あるべき姿と現状のギャップに気づく

※このあと「書き出す」という作業があるので、付箋(ふせん)があると便利です!

①あるべき姿を設定する

問題の見つけ方のもっとも重要な要素の1つ「あるべき姿」の設定です。

「あるべき姿」とは「自分の理想とする姿」「こうなったらいいなと思い描けるもの」だと思ってください。

 

まずは目の前の課題について「どうなっていたら最高か」をとことん考えてください。

この作業のときに重要なのは、とにかく書き出すことです。

とにかく目の前の取り組む事柄が、どうなっていたら最高かを、思いつく限り書き出してください。※1つ1つ、付箋に書き出していきましょう。

書き出し尽くせた人は、同じようなものをまとめてもらってもかまいません。

書き出したものは、ノートかなにかの左側に寄せておきます。

 

「いや~そんなこと言われても理想とかないしな~」というそこのあなた、

大丈夫です。そんなあなたは「ありたくない姿」を書き出していってください。

つまり「こうなったらいやだ」という姿です。

 

実は人間は好きに理由を持つことが難しいとされていますが、嫌いには理由がたくさん出てくる傾向があります。

好きな食べ物の理由より、嫌いな食べ物の理由の方がすぐに出てくるでしょう?

 

つまり「こうなったら嫌だ」を書き出すことで、外を塗り固めていくことによって「あるべき姿」の輪郭を作ることができるようになります。

②現状を分析する

①のステップが終わったら、その書き出した項目ごとに「今の姿」を書き出していきます。

書き出したものは「あるべき姿」の項目の右横に、少し離して貼っていきましょう。

 

ここで重要なことは、過去や未来のことは一旦無視して、「今の姿」を正確に表現することです。

 

人の考えは、基本的に「過去」か「未来」に傾きます。

ただ、「過去」の記憶は様々なバイアスにより自分の都合のいいように書き換えられ、

「未来」の姿は極端な形で想像されることがほとんどです。

 

「今」の状態に目を向けてください。

③あるべき姿と現状のギャップに気づく

①と②を一生懸命書き出したあなたは、すでに問題のほとんどを見つけられたも同然です。もう一息、頑張りましょう。

 

今、あなたは左側に「あるべき姿」その右横に「現状」が並んでいるはずです。

次はその間に「あるべき姿」と「現状」の「差」を書き出してください。

書き出すときのポイントは「あるべき姿」から「現状」を考えたときに、

「足りていない」と感じること、「ネガティブに感じること」です。

 

この「足りていないこと」「ネガティブに感じること」が問題です。

まとめ

目の前のことを何とかしたいけど、何から始めたらいいのかわからないという人に向けて、問題の見つけ方を3ステップで紹介しました。

①「あるべき姿」を設定する

②「現状」を把握する

③「あるべき姿」と「現状」の差に気づく

このステップを踏むことで、③を終えたときには問題がしっかりと洗い出せているはずです。

 

さあ、片方の手にペンを、もう片方の手に付箋を持ち、チャレンジしてみましょう!

 

参考書籍

 

※最新!教育大生限定!「なぜ教育大なのに、就活をしているの?」

教育大で就活をしているあなたにとって、一度は出会うこの質問。

 

「毎回聞かれるな~」

「『教育大=教員』の固定概念は腹立つな~」

「なんて答えたらいいのかわからない…」

 

結論:この質問は他の就活生に差をつけられるチャンスです。

 

「教育大なのに、なぜ就活をしているの?」と聞かれたときに、どうやって他の就活生に差をつけるか、そのためには以下の2つの重要なポイントについて解説します。

 

①面接官の質問の意図を正しく理解すること

②自己分析を徹底すること

 

 

①面接官の質問の意図を正しく理解すること

 

この質問には非常に重要な大前提があります。

それは「教育大生たるもの、教員になるのが筋でしょ」という固定概念です。

これ自体を批判したいのではなく、

「自動車学校に行くのは、運転免許を取るためでしょ」のような固定概念が、

教育大に行くあなたへも適用されている、ということです。

この大前提をまずはしっかりと理解することが重要です。

 

この面接官の固定概念を、あなたなりの根拠で崩せたとき、他の就活生に差をつけることができます。

 

「教育大なのに…」の質問に限らず、面接官の質問の意図は以下に集約されます。

面接官の意図とはつまり、面接官が知りたいことです。

・あなたはどんな人ですか?

・あなたはうちの会社に合いますか?

 

「教育大なのに…」の質問で知りたいことは1つめの「あなたはどんな人ですか?」で

す。まずはこれに答えるんだという意識を強く持ってください。これで半分はクリアしたようなものです。

 

では残りの半分は何か。それはあなたがどういう考えで就活を選んだか、ということです。

 

②自己分析を徹底すること

 

残りの半分を合格ラインに引き上げるために、あなたは、なぜ一般的な教育大⇒教員という道を外れて、教育大から就活をしているのか、ということを説明する必要があります。ここが最も他の就活生と差別化できるところです。

 

「中卒で弁護士になった人」とか「なんで?」と感じますよね。

そしてその説明に納得できたら、同じ弁護士を2人並べて「中卒弁護士」の方が魅力的に見えてくる人も多いと思います。

 

というように人は同じものでも、ギャップを感じるとより魅力的に感じるようにできています。

 

話を戻すと、一般ルートである教育大⇒教員を外れたあなたが、就活をしている理由を、的確に話すことができたなら、他の就活生より魅力的に見える、ということです。

 

そのために必要なことが徹底的な自己分析です。

 

もちろん、就活を始めるにあたって自己分析をしたことがあるかと思いますが、

「教育大なのに…」の質問に答えるために特化した自己分析のため、以下の問いに答えられるようにしてください。

 

・そもそもなぜ教育大に入学することになったか

・教育大では何を学んだか

・教員を目指さない理由は何か

 

これを自分なりに答えられるようになると、あなたが就活を選ぶ理由はぐっと深みを増します。

 

自己分析は終わりが見えないですが、悩んでいる人はこの本を読んでみてください。

 

 

作者は、あのUSJをV字回復させた、USJCMO森岡 毅氏です。

今は株式会社刀というマーケティング精鋭集団の会社を立ち上げ、

様々な業態の企業のマーケティング力を爆発的に向上させています。

 

この本の中に自己分析の方法が載っており、

非常に本質的な自己分析ができますので、おすすめです!

 

まとめ

 

「教育大なのに…」の質問に対しては、

①面接官の質問の意図を正しく理解すること

②自己分析を徹底すること

この2つで怖いものなしです!

 

頑張ってください!

 

いろめ