【レビュー】「かびとりいっぱつ」を試してみた!使い方完全解説!

みなさんこんにちは!

いろめです!

 

この記事は、お風呂のカビで悩む方への記事です!

 

・ゴムパッキンへのカビに困っている!

・手っ取り早くカビを処理したい!

・いろいろ試したけどダメだった…!

 

という方におすすめです。

 

私も、ゴムパッキンのカビに悩まされていました…。

正しく予防すれば、ある程度防げるものの、

「50℃以上のお湯で5秒以上流す」「冷水で流す」など、ついつい忘れがちだったりしますよね。

 

そして、巷で解説されているカビ取り剤は一通り試した、

なんならハイターと片栗粉を混ぜて戦った、という方も多いと思います。

どれも手間がかかりますよね…わかります。

 

そんな懸念を解決してくれたのが、こちらの「かびとりいっぱつ」です。

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今日は実際に試した様子をもとに、レビューしていきます。

かびとりいっぱつとは

洗剤などの製品開発を主業としている鈴木油脂工業さんの商品です。業務用のカビ取り剤で、強力なカビに適した商品です。成分を見ると塩素系のカビ取り剤であることがわかります。

さっそく試してみた!

実施前と実施後の変化をわかりやすくするために、実施前の写真もあえてお見せしたいと思います。(この下はお目汚しの写真になりますので、苦手な方は飛ばしてください…)

 

【実施前】

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それが実施後にはこうなります!

【実施後】(大体6時間くらい放置しました!)

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【実施方法】

①必ず換気をよくする(私は換気扇を最大出力で稼働させました)

②ゴム手袋を装着する

③カビ以外の汚れは拭くかあらかじめ洗って、よく乾かしておく

④変色の可能性があるところはマスキングテープで養生する

⑤黒カビを覆うように塗布する

⑥黒カビが消えるまで放置した後(1~24時間)、いらなくなった歯ブラシなどでこすりながら水で洗い流す

【メリット】

私が感じたメリットをお伝えします!

★とにかくめちゃくちゃ楽!

⇒大きく工程をわけると「塗る」と「洗い流す」の2つです。塗ってからは放置で全く問題ないので非常に楽です。

★黒カビに留まってくれる!

⇒スプレータイプだとすぐに流れ落ちてしまいます。黒カビ処理への最も大事なポイントは「いかに黒カビに薬剤を留まらせるか」ということです。留まらせるために、片栗粉で粘度を上げたり、ラップしたりとさまざまな工夫が必要でしたが、これはジェルタイプなので何もしなくても黒カビに留まってくれます。また薬剤のにおいはほとんど感じませんでした。

★透明なので効き具合が一目瞭然!

透明なので進捗の確認がしやすいです。私は初めてだったのでどれくらい放置すればいいかわからず、2時間おきくらいに確認しましたが、透明なので効き具合がすぐにわかりました。

【デメリット】

△値段だけ見ると高い…?

⇒巷のカビ取り剤スプレーなどは大体300円~500円が一般的かと思います。

しかしこのかびとりいっぱつは185gで約1300円~約1700円と単体で見ればちょっとお高め…。しかし!効果を見ると全く高いとは感じません!

さらにジェル状で黒カビにピンポイントでリーチできるので、少量で済むという印象でした!

△掃除好きには向かない…

⇒カビ取り掃除が好きだ!自分でやりたい!という方には向きません…。

カンタンな工程ですぐにきれいになるので「やってやった!」という達成感を感じたい人には向いていないと思います。

その他

・サイズは185gと500gの2パターンで展開!

⇒家庭の黒カビ除去のレベルであれば、185gで十分!

まとめ

★黒カビ除去で悩む全人類が持つべき商品!

★値段の高さは感じつつも、効果を見れば納得!

★サイズは185gで十分!

 

いろめ

 

 

 

【問題解決】問題解決の手法⑦アクションの実行~継続のコツ~

みなさんこんにちは!

 

この記事は「問題解決」「課題解決」に悩む社会人1年目~3年目くらいまでの若手社員を対象にしています。

(参考書籍はこちらです。お時間ない方は早速参考書籍を手に取ってください!)

 

・何かを改善したいが、何から始めていいかわからない

・問題点はなんとなく思いつくが、いまいちまとまらない

・そもそも何をしたらいいかわからない

 

というような悩みを持つ方へ、少しでも参考になれば幸いです。

実際、私も今社会人6年目なのですが、社会人4年目くらいまでは同じ悩みを持っていました。

 

ここまで目標、問題、アクションプランを設定してきました。

何度でも言いますが、ここまで粘り強く頑張ったあなた、本当に素晴らしいです。

もうあと1歩です。

 

いよいよ、今回はアクションの実行です。

なんだかんだいっても、やはり結果を出すには行動しないといけません。

バットを振らないとヒットが打てないように、

走り出さないとゴールに到達しないように、

動かないと結果は出ません。

今まではその結果を最大化するための準備でした。

 

ここまでしっかりと設定を続けてきたあなたは、安心して実行してください。

これまでの分析により、決めたアクションプランを実行するだけで問題解決に近づくようにしてきました。

 

そしてこの実行でもっとも大切なポイントがあります。

「継続」です。

かくいう私も、何度もこの「継続」から離脱してきました。

「三日坊主」という言葉に代表される「継続の難しさ」はみなさん一度は感じたことがあると思います。

私も幾度となく「坊主」になってきました。

 

遅くなりましたが、この記事では「継続」することのコツをお伝えしたいと思います。

そもそもなぜ人間は「継続」できないのか

我々人間の「継続」へのチャレンジは何度も失敗してきました。

なぜ人間は「継続」が苦手なのでしょうか。

ずばりそれは、それが「本能」だからです。

その本能とは「変化を恐れる本能」です。

 

人間つまりヒトには生存本能が備わっています。生きようとする本能です。

かつて狩猟時代を経てきたヒトは「変化」に敏感でした。

環境の変化で息絶えるかもしれないからです。

獲物には限りがあります。今捕まえられている獲物がいつなくなるかわかりません。

より多くの獲物を捕らえるために、移動することも考えなくてはなりません。

しかし、この場所を移動するということは、

逆を考えると今より獲物が少ないところへの移動になるリスクも付きまといます。であれば、今が大きく困るまではその場に留まる方が生存の可能性は高くなります。

 

つまり今に大満足ではないけど、大きく困っていないなら、

わざわざリスクをとって「変化を起こさないようにしよう」とする本能が備わっています。

 

話を戻します。何かを変えるための行動を「継続」した場合、環境は必ず「変化」します。大きな変化は小さい変化の積み重ねだからです。

先に説明したように、変化を嫌う本能が備わっているヒトは何かと理由をつけて「継続」しないようにするのです。

 

「継続」は必ず「変化」につながる。ヒトは「変化」にネガティブ。

これが人間が「継続」できないメカニズムです。

「継続」には「9割の仕組み」と「1割の意思」で勝負!

人間には継続できない本能が備わっていることは理解していただけたと思います。

継続するためには「9割の仕組み」と「1割の意志」が必要です。

よく「継続するぞ!」と意気込みがちな人にありがちなことが、

「1割の仕組み」と「9割の意志」で立ち向かおうとすることです。

何度もお伝えしますが、人間は「意志」だけでは継続できません。

理由はそれが抗えないヒトとしての本能だからです。

そこで「9割の仕組み」で解決します。

「歯磨き」を「意志」で行っている人はいない

みなさんが普段日常生活で行っている「歯磨き」ですが、物心がついたときから今までずっと継続してきたはずです(もちろん、ベロベロに酔ってそのまま寝るような経験がある人は何回かパスしたこともあると思いますが笑)

なぜ歯磨きは継続できたのでしょうか。

それは歯磨きという行動の9割が仕組みでできているからです。

歯磨きを5W2Hで分解すると、

 

 Who:誰が⇒自分が

 When:いつ⇒食事のあと

 What:何を⇒歯を

 How:どうやって⇒歯ブラシと歯磨き粉を使って、今まで学んだ歯磨きの方法で

 Where:どこで⇒洗面所などで

 How many:どのくらい⇒3~5分くらい

 Why:なぜ⇒口内を清潔に保つために

 

というように完璧に仕組みが整っていることがわかります。

あとは「よし、今から歯磨きしよう」と思うだけでこの行動は成り立つのです。

 

つまり、自分で設定したアクションプランもこれくらい仕組みができたらいい、ということです。

3つの大丈夫

とはいえ、アクションを継続することにハードルを感じる方もいると思います。

特に一度決めたことをやりとげられなかったときの残念な気持ちを感じたことがある人はなおさらでしょう。

そんな方に3つの「大丈夫」をお伝えします。

①5W2Hに縛られすぎなくても大丈夫

アクションプランがどれだけ精巧でも結局は動かないことには結果は出ません。無理に5W2Hを考えるよりは大きなところが決まればどんどん行動することが重要です。

②途中でアップデートしても大丈夫

階段を利用したいけど、大事な話を部長としながら「すみません。階段で行きます!」は言い出しづらいでしょう。(部長が階段に付き合ってくれる方なら問題ないですが…)

であれば、階段を利用するときは「一人のときに」と限定するようにアップデートすればいいのです。

③完璧にできなくても大丈夫

言葉遊びのようになってしまいますが、継続で最も大事なことは「ゼロの日をなくす」ことです。たとえ自分が立てたアクションプランが全部できなくても一部だけになっても、そのアクションがゼロになる日を作らないことが重要です。

まとめ

・アクションは実行しないと結果は出ない

・9割の仕組みで本能に対抗

・アクションプランのアップデート大歓迎

・完璧じゃなくても大丈夫

参考書籍

ちなみに、私のこの考えは下記の書籍を参考にしております!

よかったら、手に取ってみてください!

 

いろめ

 

【問題解決】問題解決の手法⑥アクションプランの設定

みなさんこんにちは!

 

この記事は「問題解決」「課題解決」に悩む社会人1年目~3年目くらいまでの若手社員を対象にしています。

(参考書籍はこちらです。お時間ない方は早速参考書籍を手に取ってください!)

 

・何かを改善したいが、何から始めていいかわからない

・問題点はなんとなく思いつくが、いまいちまとまらない

・そもそも何をしたらいいかわからない

 

というような悩みを持つ方へ、少しでも参考になれば幸いです。

実際、私も今社会人6年目なのですが、社会人4年目くらいまでは同じ悩みを持っていました。

 

ここまで目標、問題、課題を順に設定してきました。

ここからは実際に行動するためのアクションプランの設定です。

つまり、課題をクリアにするような具体的なアクションをどうやって設定していくか、ということです。

 

アクションプランの設定により、具体的なアクションをとる精度と量が向上します。そうすると自ずと問題の解決につながりやすくなります。

ポイントは1つです。それは「5W2Hを意識する」ということです。

5W2Hとは…

 Who:誰が

 When:いつ

 What:何を

 How:どうやって

 Where:どこで

 How many:どのくらい

 Why:なぜ

この要素が自分の立てたアクションプランに入っているかを確認することが重要です。

 

これまで通り、ダイエットで考えてみましょう。

 

目標:7/31の夜に体重が70㎏の状態になっていること

現状:4/30時点で体重が100㎏である

問題:現時点で目標に対して体重が30㎏も重いこと

原因:

【カロリー摂取系】

 ・食間が長すぎるときに暴飲暴食をしがち

 ・気になる新商品をすぐに買い、いつでも手の届くところに置いている

【カロリー消費系】

 ・座り仕事が中心のため、平日の運動量が少ない

 ・仕事で疲れているからエスカレーターを使い勝ち

課題:

(あ)新商品に出会ったときの対処法を決める

(い)食べ物の定位置を設定する

(う)平日の運動量を上げる

 

今回は(う)のアクションプランを考えてみましょう。

まずは5W2Hに沿っていないとどういうことが起きるでしょうか。

例えばこういうアクションプランだったとします。

 

「できるだけ運動する」

 

う~ん…さすがにみなさんも曖昧だな~と感覚的に感じていただけたと思います。

これだと「できるだけ」の定義が曖昧なので、疲れてるときなどは「できないとき」に分類されてしまうかもしれません。そうなるとアクションの実施はまばらになり、問題解決には近づくことができません。

そして「運動する」という行動が何を指すかも明確ではありません。

「ジョギングをする」のでしょうか。「ウォーキング」をするのでしょうか。

 

では、これはどうでしょうか。

 

「平日に階段を利用する」

 

「平日」と限定されたことにより、いつやるかが明確になりましたね。

「運動する」を「階段を利用する」に置き換えたことにより、さらに明確になりました。

でも、まだまだです。階段を利用する際は「昇り」か「降り」の選択肢があります。それはどちらもでしょうか。そして、階段を利用するときは「平日」のいつでもでしょうか。1階から3階は階段で移動しやすそうですが、1階から10階への移動はどうでしょう。階段を利用しますか?

 

このようにあらかじめアクションするときを想定して事前に盛り込んでいくことで、よりアクションプランの設定が具体化します。

 

そこで、アクションプランはこう設定しました。

 

「平日に階を移動するとき、昇り降りに関わらず階段があれば100%利用する。ただし差が5階以内に限る」

 

かなり具体的になりましたね!

5W2Hの要素に分解してみると、より理解できると思います。

【Who:誰が】

これはもちろん「自分自身」ですよね。

【When:いつ】

今回は「平日に階を移動するとき」と限定しました。

【What:何を】

「運動量」を増やします

【How:どうやって】

「運動量」を上げるために、「階段を昇る」ことにしました。

【How many】

階段があれば「100%」階段を使用することにしました。

ただし、差が6階以上あると時間がかかり、階段利用後の行動に支障をきたすかもしれませんので、5階以内にしました。

【Why:なぜ】

カロリー消費量を上げるためですよね。

 

これ5W2Hの要素を網羅できました。あとはこの各項目に対して、

自分が行動するだけです。

まとめ

・アクションプランの設定には5W2Hの要素があるか確認すること

 

いよいよ実行に移すときがきました!楽しみですね!

参考書籍

ちなみに、私のこの考えは下記の書籍を参考にしております!

よかったら、手に取ってみてください!

 

いろめ

 

 

【問題解決】問題解決の手法⑤課題の設定

みなさんこんにちは!

 

この記事は「問題解決」「課題解決」に悩む社会人1年目~3年目くらいまでの若手社員を対象にしています。

(参考書籍はこちらです。お時間ない方は早速参考書籍を手に取ってください!)

 

・何かを改善したいが、何から始めていいかわからない

・問題点はなんとなく思いつくが、いまいちまとまらない

・そもそも何をしたらいいかわからない

 

というような悩みを持つ方へ、少しでも参考になれば幸いです。

実際、私も今社会人6年目なのですが、社会人4年目くらいまでは同じ悩みを持っていました。

 

ここまで目標、問題、原因を丁寧に分けてきたあなた、よく頑張りました!

問題解決の大半が終了したといっても過言ではありません!

 

いよいよ、アクションプランにつなげるための課題設定です。

正しく課題設定をしよう!

注意するポイントは1つ。問題の「裏返し」にならないように注意することです。

これまで挙げているダイエットで例えると、以下の通りまとめられます。

 

目標:7/31の夜に体重が70㎏の状態になっていること

現状:4/30時点で体重が100㎏である

問題:現時点で目標に対して体重が30㎏も重いこと

原因:

【カロリー摂取系】

 ・食間が長すぎるときに暴飲暴食をしがち

 ・気になる新商品をすぐに買い、いつでも手の届くところに置いている

【カロリー消費系】

 ・座り仕事が中心のため、平日の運動量が少ない

 ・仕事で疲れているからエスカレーターを使い勝ち

 

「裏返し」とは以下のような課題設定のことを言います。

問題:目標に対して体重が30㎏も重いこと

課題:体重を30㎏減らす

…これでは何をすればいいか見えてきませんよね。これを「裏返し」と言います。

ここまでの努力がすべて水の泡です。

ここで、非常に重要なポイントをお伝えします。

課題は要素に分けよ!

今回問題の原因を分析すると、大きく分けると2つの原因に分けられることがわかりました。このそれぞれに課題を設定していきます。

【カロリー摂取系】の原因と、【カロリー消費系】の課題です。

つまりこの時点での課題としては

「カロリー摂取量を設定する」

「カロリー消費量を設定する」というのが正しいステップです。

ただ、このままだとまだアクションにはつなげにくいですよね。

さらに要素に分解していきましょう。

【カロリー摂取系】を例に挙げていきたいと思います。

詳細は以下の通りでした。

 

【カロリー摂取系】

 ・食間が長すぎるときに暴飲暴食をしがち

 ・気になる新商品をすぐに買い、いつでも手の届くところに置いている

 

「食間が長すぎるときに暴飲暴食をしがち」という部分を、要素に分解してみましょう。

・食間が長すぎる

・暴飲暴食をしがち

という2つの要素に分けられたかと思います。

ですので、この時点での課題としては

「食間の時間を設定する」

「食べる量を設定する」というのが正しいステップです。

次に「気になる新商品をすぐに買い、いつでも手の届くところに置いている」という部分を、要素に分解してみましょう。

・気になる新商品をすぐに買ってしまう

・食べものをいつでも手の届くところに置いている

という2つの要素に分けられたかと思います。

ですので、この時点での課題としては、

「新商品に出会ったときの対処方法を決める」

「食べ物の定位置を設定する」というのが正しいステップです。

 

要素に分解することで、どんなアクションにすればいいかのイメージがつかみやすくなったのを実感できたかと思います。

ここまで課題が設定できたら、あとは何をするか=アクションプランを設定する、だけです。あと一息のところまで来ました!

まとめ

・課題設定は問題の裏返しにならないようにする

・課題は要素に分ける

参考書籍

ちなみに、私のこの考えは下記の書籍を参考にしております!

よかったら、手に取ってみてください!

 

いろめ

【問題設定】問題解決の手法④原因分析

みなさんこんにちは!

 

この記事は「問題解決」「課題解決」に悩む社会人1年目~3年目くらいまでの若手社員を対象にしています。

(参考書籍はこちらです。お時間ない方は早速参考書籍を手に取ってください!)

 

・何かを改善したいが、何から始めていいかわからない

・問題点はなんとなく思いつくが、いまいちまとまらない

・そもそも何をしたらいいかわからない

 

というような悩みを持つ方へ、少しでも参考になれば幸いです。

実際、私も今社会人6年目なのですが、社会人4年目くらいまでは同じ悩みを持っていました。

原因を分析しよう!

問題を正しく設定できたら、次のステップは「原因分析」です。

この原因分析はついにアクションにつなげるための具体的な橋渡し的なステップなのですが、はまり込みすぎると原因分析に時間を費やしすぎて、重要なアクションを実行するのが遅れたり、期日に間に合わなかったりします。

最初に名言しておきます!

真因を突き止めようとすると、必ず行き止まりにぶち当たる!

なので、原因分析とはいいながらも「重要な要素を洗い出す」くらいの気持ちにしておいた方が身も心も楽になります!

そのために、さくっとかつ真因にできるだけ近づける原因分析の方法を解説したいと思います。

基本的にはMECEであることが理想だが、落とし穴もある。

問題がわかり、実際にアクションするまでの橋渡し的な原因分析は、よくロジックツリーを用いて表されます。ロジックツリーで重要なのはMECEであるということです。

 

ちなみに、MECEとは「モレなく、ダブりなく」という意味です。

Mutually(お互いに)Exclusive(重複なく)Collectively(全体的に)Exhaustive(モレがない)の頭文字をとってMECEです。

 

ただ、この手法にも欠点があります。

細かくやり出したらキリがないことと、平たく言って「人間が悪い」に帰結するということです。

そのため、私はこの手法にこだわるのではなく、手法のメリットを活用しながら、重要な要素を洗い出せればOK、というスタンスを提案します。

実際に原因を分析してみよう。

今回もダイエットを例に挙げてステップに分けて解説します。

目標:7/31の夜に体重が70㎏の状態になっていること

現状:4/30時点で体重が100㎏である

問題:現時点で目標に対して体重が30㎏も重いこと

 

ステップ①:問題に対してなぜ?を問いかける(「なぜ」1回目)

△なぜ体重が30㎏も多いのか

ここでは思いつく限りの原因を挙げていけばOKです。よく、勘違いしがちなのですが、ロジックツリーを作ろうと思うと、一次階層から作らなければという考えになりがちです。ただ、うまく一次階層から作ろうと思うと、それなりのセンスや問題に対しての感度のようなものが必要です。

(ちなみにこの「切り口=フレームワーク」の図鑑的位置づけとして、この書籍がおすすめです!)

そこに頭を悩ませて時間がかかるなら、まずは思いつく限り要素を挙げてみることの方が大事です。なぜ30㎏も重いのか挙げてみましょう。

 ・暴飲暴食しすぎである

 ・間食が多い

 ・運動量が不足している

 ・エレベーター使いがち

 ・生活が不規則

などなど、たくさん挙がってきたでしょうか。

ステップ②:ステップ①で出てきた課題をカテゴリー分けする

分けるといっても大きく2つ~3つに分けるイメージで大丈夫です。

今回挙げれられた要素を見ると大きく2つに分けられました。

 ■カロリー摂取の原因

 ■カロリー消費の原因

 ・暴飲暴食しすぎである(カロリー摂取)

 ・間食が多い(カロリー摂取)

 ・運動量が不足している(カロリー消費)

 ・エレベーター使いがち(カロリー消費)

 ・生活が不規則(カロリー摂取/カロリー消費)

  ⇒このようにどちらにも当てはまる項目があっても大丈夫です!

そもそもダイエットの絶対的法則は、

「摂取カロリー量<消費カロリー量」ですので、この2つにわけるとMECEです。

最初はこれくらいざっくりとしたMECEでもOKです!

ステップ③:出ている原因にもう1回だけなぜを問いかける(「なぜ」2回目)

 ・暴飲暴食しすぎである⇒食間が長すぎることが多い

 ・間食が多い⇒気になる新商品はすぐに購入してしまう

 ・運動量が不足している⇒座り仕事が中心

 ・エスカレーターを使いがち⇒楽したい

 ・生活が不規則⇒仕事に左右される

ここまで分けると、ほぼ完成に近づいています。

ステップ④:ここまでに出てきたものを整理する

【カロリー摂取系】

 ・食間が長すぎるときに暴飲暴食をしがち

 ・気になる新商品をすぐに買い、いつでも手の届くところに置いている

【カロリー消費系】

 ・座り仕事が中心のため、平日の運動量が少ない

 ・仕事で疲れているからエスカレーターを使い勝ち

以上のように分けられます。

 

もっと時間をかければより多くの項目が出てくるはずですが、

大事なことはここでも変わらず「重要な要素を洗い出せればOK」というスタンスで取り組んでみてください。

 

これで原因を洗い出すことは完了しました。

これでむやみにあたりをつけてアクションするという状況は避けられています。

 

さぁ、いよいよ課題を正しく設定していきます。

目標、問題、原因を正しく設定してきたあなた、ゴールはもうすぐそこです。

 

次のステップに進みましょう!

参考書籍

ちなみに、私のこの考えは下記の書籍を参考にしております!

よかったら、手に取ってみてください!

 

いろめ

【問題解決】問題解決の手法③問題の設定

みなさんこんにちは!

 

この記事は「問題解決」「課題解決」に悩む社会人1年目~3年目くらいまでの若手社員を対象にしています。

(参考書籍はこちらです。お時間ない方は早速参考書籍を手に取ってください!)

 

・何かを改善したいが、何から始めていいかわからない

・問題点はなんとなく思いつくが、いまいちまとまらない

・そもそも何をしたらいいかわからない

 

というような悩みを持つ方へ、少しでも参考になれば幸いです。

実際、私も今社会人6年目なのですが、社会人4年目くらいまでは同じ悩みを持っていました。

問題を設定しよう!

問題を正しく設定することが、問題解決の大部分を担うことはかねてより説明してきました。今日はそんな問題設定の方法について解説していきたいと思います。

問題=目標(あるべき姿)と現状のギャップ

このシリーズを読んでいただいている方は今、目標が設定できて、現状の把握ができているはずです。(大丈夫です。この記事からでも全然間に合いますよ!)

あとはその目標と現状の間を明確にすることです。

確認方法としては、問題をクリアすることが同時に目標の達成につながるか、を確認することです。

陥りがちなミス…

ここでよく陥りがちな問題設定のミスを紹介します。

陥りがちなミス①:一部分の問題点に偏って設定してしまう

この場合の問題設定を「暴飲暴食である」ことのみに絞ってしまうパターンです。確かにダイエットにおいて「暴飲暴食」という行為はNGです。しかしそれだけでしょうか。運動不足や代謝が悪いことも問題なはずです。

暴飲暴食だけに絞ってしまうと自ずと答えは「食べすぎない/飲みすぎない」になります。ただ、それだけでは解決しない場合もありますし、効果的なダイエットにならず目標に達しない可能性があります。

陥りがちなミス②:「課題」と混同してしまう

この場合の目標設定を「毎日運動する」と設定してしまうパターンです。

これはそもそも項目が違うため、やみくもに毎日運動して終わりになったりします。問題点はあくまでも目標と現状のギャップであるため、ここに課題を設定してしまうと、正しい行動がとれなくなってしまいます。

正しい問題の設定とは

目標:7/31の夜に体重が70㎏の状態になっていること

現状:4/30時点、体重100㎏

問題:現時点で目標に対して30㎏も重いこと

このように目標と現状の間のギャップを明確にすることなのです。

30㎏も重いので、それを減らすことができたら、目標を達成できますよね。

つまり、正しく問題を設定できている、ということです。

参考書籍

ちなみに、私のこの考えは下記の書籍を参考にしております!

よかったら、手に取ってみてください!

 

いろめ

【問題解決】問題解決の手法②現状の把握

みなさんこんにちは!

 

この記事は「問題解決」「課題解決」に悩む社会人1年目~3年目くらいまでの若手社員を対象にしています。

(参考書籍はこちらです。お時間ない方は早速参考書籍を手に取ってください!)

 

・何かを改善したいが、何から始めていいかわからない

・問題点はなんとなく思いつくが、いまいちまとまらない

・そもそも何をしたらいいかわからない

 

というような悩みを持つ方へ、少しでも参考になれば幸いです。

実際、私も今社会人6年目なのですが、社会人4年目くらいまでは同じ悩みを持っていました。

現状を把握しよう!

さて、目標(あるべき姿)を設定できたあなたは、現状がどうなっているか把握する必要があります。

「現状なんて今のことなんだからすぐわかるでしょ」という声が聞こえてきますね。そうです、すぐわかることではあるのです。

だからこそ、目標に沿って正しく現状を整理する必要があります。

いつもの通り、ダイエットで例えてみましょう。

目標:7/31の夜に体重が70㎏の状態になっていること

この目標に沿って現状を把握するとします。

目標の重要な要素については、先日お伝えしましたね。2つあります。

①期限②状態の2つです。これに沿って現状を把握するのです。

 

現状①:今は4/30(目標まで3か月)

現状②:現時点での体重100㎏

 

これで完了です。意外と簡単ではないでしょうか。

ただ、この現状を正しく把握できないと、次以降のステップに影響を及ぼします。

まとめ

・現状を把握するときは目標に沿って事実を並べること

・目標の重要な要素は①期限②状態

 

次は、「問題」の設定方法についてです。

参考書籍

ちなみに、私のこの考えは下記の書籍を参考にしております!

よかったら、手に取ってみてください!

 

いろめ